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STBとは?サイネージ用プレーヤーの種類

公開日最終更新日

STB(セットトップボックス)とは、デジタルサイネージのモニターにつないで映像を再生する小型の機器で、「プレーヤー」とも呼ばれます。CMSが「何をいつ流すか」を管理するソフトウェアなのに対し、STBはその内容を受け取って画面に映すハードウェアです。建設現場では、電源・HDMI接続・通信・熱と通気の4点に注意し、防水は筐体側で対策して設置します。

STBの役割

管理PCから管理サーバーとSTBを経由して、仮設事務所・朝礼看板・仮囲いのサイネージへ配信する構成図

モニターやテレビは、そのままではCMSから配信された内容を再生できないのが一般的です。STBはモニターのHDMI端子につなぎ、画像・動画・Webページなどを再生して画面に出力します。ネット対応のSTBは、CMSのサーバーから素材と表示スケジュールを受け取り、指定どおりに切り替えて再生する仕組みです。

上の図のように、管理用のパソコンで作った内容はサーバーを経由して各STBに届き、仮設事務所、朝礼看板、仮囲いなど、それぞれのサイネージに表示されます。CMSを含めた全体の仕組みはデジタルサイネージのCMSとは?仕組みと役割で解説しています。

CMSとSTBの違い

項目CMSSTB(プレーヤー)
種類ソフトウェア(クラウドのサービス)ハードウェア(小型の機器)
役割素材の管理、表示スケジュールの設定、配信先の指定配信された内容を受け取り、モニターに出力する
操作する場所事務所や本社のパソコン、スマートフォンモニターの横や裏に設置(日常の操作は基本的に不要)
主なトラブル設定ミス、スケジュールの重なり電源・ケーブルの抜け、通信切れ、熱

STBの種類と比較

サイネージの再生方法は、大きく3つに分けられます。どれを選ぶかで、更新のしかたや設置の手間が変わります。

種類仕組み向いている使い方注意点
モニター内蔵型モニター本体に再生機能が組み込まれている機器を増やさず、すっきり設置したい使えるCMSがメーカーや機種で限られることがある。モニターを替えると再生環境も変わる
USB再生機USBメモリやSDカードの素材を順番に再生する内容をほとんど変えない1台だけの掲示更新のたびに現地で差し替えが必要。時間帯の切り替えや自動更新の情報は扱いにくい
ネット対応プレーヤーネット経由でCMSから素材と設定を受け取り、内部に保存して再生する複数画面、頻繁な更新、離れた場所からの管理回線と電源が必要。組み合わせるCMSが決まっていることが多い

モニター内蔵型

業務用ディスプレイの一部には、再生機能を本体に持つものがあります。機器が1つなので配線は少なくて済みますが、使いたいCMSに対応しているかを機種ごとに確認する必要があります。工期ごとにモニターを入れ替える現場では、再生環境もそのたびに変わる点に注意が必要です。

USB再生機

USBメモリやSDカードに入れた素材を繰り返し再生する方法で、テレビのUSB再生機能を使う場合もここに含まれます。回線が要らない反面、内容を変えるたびに現地での差し替えが必要です。配信方法の違いはサイネージの配信方法3つの違いと選び方で比較しています。

ネット対応プレーヤー

手のひらほどの小型機器で、CMSと組み合わせて使います。受け取った内容を内部に保存して再生するため、回線が一時的に切れても画面が消えにくいのが特徴です。ノートパソコンをつないで再生する方法もありますが、設置スペースや電源管理を考えると、常時表示には再生専用機のほうが扱いやすいことが多いです。

建設現場で設置するときの注意点

電源

STBとモニターの両方に電源が必要です。仮設電源から電源タップで取る場合は、容量に余裕があるか、配線が通路や足元をまたがないかを確認します。プレーヤーの電源ランプが消えていると画面は映らないため、トラブル時に確認しやすいよう、機器は手の届く位置に設置しておきます(電源を入れたのに映りません)。

HDMI接続

STBとモニターはHDMIケーブルでつなぎます。画面が表示されたり消えたりする場合は、ケーブルの接触不良や破損が考えられます(ゲンバルジャーの画面が表示されたり消えたりします。)。重機の振動が伝わる場所ではケーブルを固定して抜けにくくし、映らないときはモニターの入力がHDMIになっているかも確認します。

通信

ネット対応プレーヤーは、有線LAN、Wi-Fi、モバイル回線(4G/LTE)のいずれかで通信します。モニターが仮設事務所から離れている場合は、Wi-Fiの電波が届くか、モバイル回線の電波状況はどうかを設置前に確かめておくと安心です。金属製の看板や筐体の内側に置くと、無線の電波が弱くなることもあります。

熱・通気

STBは小型でも熱を持ちます。夏の屋外や、密閉された看板の裏に置くと内部が高温になり、再生のカクつきや停止の原因になりかねません。ゲンバルジャーのFAQでも、カクつきや遅延が気になるときの確認項目として、プレーヤーの設置環境(熱や通気)を挙げています(コンテンツ再生時のカクつきや遅延が気になります。)。直射日光を避け、空気が通る位置に設置しましょう。

防水・防塵は筐体側で対策する

一般的なSTBやHDMIケーブルは屋内向けで、雨や粉じんには強くありません。屋外に設置する場合は、プレーヤー単体で対策するのではなく、屋外用モニターや収納ボックスなど、モニターと機器をまとめて収める筐体側で雨・粉じん・直射日光を防ぎます。ヤマト広告では、屋外用液晶「モニすけ」やLEDビジョン「モニたろう」も扱っています。

ゲンバルジャーのプレーヤーで必要なもの

事務所のパソコンからクラウド経由で朝礼用・仮囲い用のディスプレイへ情報を配信する活用イメージ図

ゲンバルジャーは、再生専用の小型プレーヤー(専用プレイヤー)をモニターにHDMIでつないで使います。モニター単体や、テレビにUSBメモリを挿すだけでは利用できません(テレビだけで利用できますか)。

  • 専用プレーヤー:レンタル・購入はご相談に応じる
  • モニター・テレビ:HDMI端子付き(業務用・家庭用どちらでも可)。液晶はセットではないため別途用意する(本体にセットでついてくる液晶はありますか)
  • ネット回線:有線LAN、Wi-Fi、モバイル回線(4G/LTE)。4G回線の用意も相談でき、ポケットWi-Fiを提案する場合もある
  • 周辺機器:電源タップ、HDMIケーブルなど
  • ゲンバルジャーのアカウントと、表示する素材

モニターはフルHDが標準で4Kにも対応し、縦置き表示もできます(どんなモニターが使えますか?)。設置はHDMIケーブルと電源をつなぎ、画面の指示に従う流れで、特別な知識は必要ありません(ゲンバルジャーを設置するのに専門知識は必要ですか?)。初期設定や現地での説明もご相談に応じます(料金が発生する場合があります)。

回線が一時的に切れても、プレーヤー内に保存された最後の同期内容は再生され続けます。映らないときは、プレーヤーの電源ランプ、HDMIケーブル、モニターの入力切替、管理画面のオフライン表示の順に確認します(ゲンバルジャーが故障したときはどうすればいいですか?)。

よくある質問

手持ちのテレビをサイネージに使えますか?

ゲンバルジャーの場合、HDMI端子があれば一般的なテレビ、業務用モニター、PCモニターを利用できます。サイズの制限はなく、見やすさの目安は32〜55インチです(モニターのサイズに制限はありますか?)。

プレーヤーが故障したらどうなりますか?

サポートに連絡して交換または修理を依頼できます。コンテンツはオンラインで管理しているため、別のプレーヤーに切り替えて運用を続けられます(プレーヤーが故障した場合はどうしますか?)。保証の内容は契約形式によって異なります。

プレーヤーで画面を直接操作できますか?

表示内容の変更はすべて管理画面から行い、テレビのリモコンでは操作できません(テレビのリモコンで操作できますか?)。プレーヤーのUSBポートにキーボードやマウスを挿して、画面を操作することはできます。

STBの選び方と設置の基本

建設現場の朝礼看板の写真と「建設現場に特化したデジタルサイネージ用配信管理システム ゲンバルジャー」のロゴ

STBは、CMSから届いた内容をモニターに映す再生機器です。種類はモニター内蔵型・USB再生機・ネット対応プレーヤーの3つで、複数の画面を離れた場所から更新するならネット対応プレーヤーが向いています。建設現場では、電源・HDMI・通信・熱の4点を確認し、雨や粉じんは筐体側で防ぐのが設置の基本です。

ゲンバルジャーで必要な機器の詳細は、資料ダウンロードで確認できます。