STBが建設現場のデジタルサイネージをもっと便利にする
デジタルサイネージは建設現場での情報共有や安全管理に欠かせないツールですが、その運用をさらに効率化するために「STB(セットトップボックス)」を合わせて導入する建設現場が増えています。
STBはテレビやディスプレイと接続するだけで、コンテンツの再生や表示を簡単に管理できるデバイスで、工事現場での作業員へ向けた情報発信を大幅に効率化します。
そこで今回は、建設現場でSTBを活用することで、デジタルサイネージの利便性をどのように高められるかについてわかりやすく解説します。
デジタルサイネージに使うSTBとは
STB(セットトップボックス)は、デジタルサイネージの画面にコンテンツを表示するための小型デバイスです。インターネット経由でコンテンツを受信し、指定された時間に動画や画像、テキストなどをディスプレイに表示できます。
多くのSTBはリモート操作が可能で、遠隔から簡単にコンテンツを更新できるため、広範囲に設置されたデジタルサイネージの管理が効率的に行えます。
CMSとSTBの違い
STBと同じようなシーンで使われる用語としてCMSがありますが、よく混乱して覚えている方が多いので、ここではCMSとSTBの違いを解説します。
CMS
デジタルサイネージの表示内容(コンテンツ)を管理・配信するためのソフトウェアやプラットフォーム。
STB
デジタルサイネージに接続し、CMSやその他の管理システムから送られてくるコンテンツを受信して再生するハードウェア装置。
デジタルサイネージで使われるSTBの特徴3選
デジタルサイネージでSTBを使わずにコンテンツを配信する場合には、デジタルサイネージにノートパソコンを接続して、情報を受信します。ここではノートパソコンと比べたSTBの特徴を3つ解説します。
特徴1:コンパクト
STBは手のひらサイズの小型デバイスであり、設置場所を選びません。
空間をより広く使う設計にして、デジタルサイネージを設置するスペースが限られている場合でも、STBなら狭いスペースや、天井・壁面など設置が難しい場所でも問題なく使用できます。
ノートパソコンが置けない狭い場所にでもSTBなら問題なく設置できるので、デジタルサイネージ自体の設置場所の自由度も高まります。
配線や設置工事の手間も最小限に抑えられるため、設置コストの削減にもつながります。
特徴2:低コスト
STBは、ノートパソコンと比較して、非常に低コストで導入できます。
高価なノートパソコンを買わなくていい分、導入するデジタルサイネージのスペックを上げたり、サイズを大きくしたりと、より訴求力を高める工夫にもつなげられます。
特徴3:故障が少ない
STBはノートパソコンの故障の原因として多いHDDがない構造なので、耐久性に優れており、故障が少ないのも特徴です。
建設現場のような厳しい環境でも安定して稼働し、突然のトラブルでデジタルサイネージが映らなくなる可能性も低いです。万が一故障した場合でも、安価なため交換コストも抑えられます。
デジタルサイネージをもっと便利に使うなら「CMS」が必要
STBはデジタルサイネージの運用をサポートする強力なツールですが、デジタルサイネージの利便性をさらに高めるためには「CMS(コンテンツマネジメントシステム)」を使いこなす必要があります。
CMSを使いこなすことができれば、以下のような便利な使い方ができるようになります。
・スケジュール配信
・遠隔操作で表示内容を変更
・複数のデジタルサイネージを一括管理
・デジタルサイネージの画面を分割表示
・簡単操作で多種多様な発信
詳しくはこちらのリンクでCMSの詳細をご確認ください。
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