デジタルサイネージの効果を最大化するならCMSが必要
デジタルサイネージを導入する建設現場が増えていますが、デジタルサイネージの効果を最大限に発揮するために「CMS(コンテンツマネジメントシステム)」の活用が進んでいます。
CMSには多くの機能があり、使い方次第で多種多様なコンテンツ配信が可能ですが、CMSを最大限に使いこなせている建設現場はまだ多くありません。
そこで今回は、デジタルサイネージを導入している建設現場におけるCMSの活用方法を5つ解説します。
建設現場にデジタルサイネージを導入するならCMSは必須?
デジタルサイネージにコンテンツを表示させる方法は、CMSを使う方法以外にも、あらかじめコンテンツを保存したUSBメモリをデジタルサイネージに直接接続する方法があります。
USBメモリを使う方法では、遠隔操作やスライドショー配信はできませんが、非常にシンプルかつ安価にコンテンツ配信が可能です。
建設現場にデジタルサイネージを導入する際に、必ずしもCMSが必要ではありませんが、建設現場の範囲が広い場合や様々な方法でコンテンツ配信を行いたい場合は、CMSを導入すると大変便利です。
デジタルサイネージと合わせて、CMSを導入すべき企業の特徴については、以下の関連記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。
(内部リンク:CMS 導入すべき企業の特徴)
建設現場におけるデジタルサイネージ用CMSの活用方法5選
それでは具体的に、建設現場でのCMS活用方法を5つ紹介します。まだCMSを導入していない方は、自社のデジタルサイネージにCMSを導入したらどう便利になる?とイメージしながら読み進めてください。
活用方法1:デジタルサイネージの画面を分割表示
朝礼看板の一部にデジタルサイネージを埋め込む方法で導入するケースが多いですが、近年は200インチを超える超大型デジタルサイネージを導入して、朝礼看板の全体をデジタルサイネージ化するケースも増えています。
この場合にCMSを使うことで、大型デジタルサイネージの画面を複数に分割し、異なる情報を同時に表示できます。
たとえば、画面の左側にはお知らせを、右側には今週の重点目標を表示することで、1台のデジタルサイネージで効率的に情報配信が可能となります。
活用方法2:工事看板と仮囲いのサイネージに別々の画像を表示
建設現場では、複数のデジタルサイネージが設置されていることが一般的です。朝礼看板に大型デジタルサイネージを設置することが主流ですが、仮囲いに小型サイネージを設置して、近隣住民に情報発信をする建設現場も増えています。
建設現場の作業を工期通りに進めるためには、近隣住民の理解が必要です。騒音や砂埃が想定以上に出ない対策をしつつ、どうしても騒音が大きくなってしまう作業がある時には、仮囲いに設置した小型サイネージにお詫びのメッセージやその日の作業内容、スケジュールを配信しましょう。
配信し忘れがないように、CMSのスケジュール配信機能を使うと便利です。
活用方法3:仮設事務所から多い場所にあるサイネージを遠隔操作
高層ビルや商業施設など、大規模な建設現場では、仮設事務所から遠く離れた場所にデジタルサイネージが設置されていることがあります。
このような場合に、デジタルサイネージの設置場所に行き、コンテンツ内容を変えることは非現実ですので、CMSを導入して仮設事務所から遠隔でサイネージの表示内容を変更します。
大規模な建設現場の場合は、各エリアで作業内容や注意点が異なるので、CMSでエリアごとに最適なコンテンツを使い分けましょう。
活用方法4:朝はラジオ体操、昼は安全注意喚起と時間ごとに自動配信
CMSを活用すれば、スケジュール設定を行い、時間帯に応じて自動的に異なるコンテンツを配信できます。
特に時間厳守で毎日スケジュール通りに作業を進めなければいけない建設現場の場合は、朝から夕方までのスケジュールを事前に設定して、デジタルサイネージに表示しましょう。
例えば、朝8時にはラジオ体操の映像を流して、10時には次の作業開始の合図を表示するという使い方も便利です。
活用方法5:天気予報や暑さ指数(WBGT)などの地域情報を表示
建設現場では、天候によって作業環境が大きく影響されるため、最新の地域情報を提供することが重要です。近年は地域や時間帯により気温が大幅に上下するので、特に熱中症には注意が必要です。
CMSを利用することで、天気予報や暑さ指数(WBGT)などの情報をエリアを絞ってリアルタイムに表示できます。
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